R6.6月の出来事(空高だより)
北海道大空高校では週6単位(6コマ)オンライン授業を行っています。
1年次「現代の国語(2単位)」「情報Ⅰ(2単位)」
2年次「歴史総合(2単位)」
の計6単位です。
目的は2つあります。
1つ目は「情報Ⅰ」のような専門性が高い教科を(免許外申請などではなく)、ちゃんと教員免許をお持ちの先生に担当していただくこと。
2つ目は国語科・社会科教員の担当教科数を増やさないためです(本校に英・数・理・農の教員は2名ずつおりますが、国・社は1名しかいません)。
なお、これら6単位すべての授業を担当しているのは横山北斗先生です。
英数国理社情すべての教員免許をお持ちのうえ、ここ数年で東大・京大の理系・文系、合計4学部をすべて合格されているスーパー教員です。
横山先生がオンライン授業をしていますが、本校の教員もティームティーチングとして教室に入って現場を取り仕切っております。二人三脚で創り上げる新しいスタイルの授業となります。
その教室に入っている先生がたと横山先生で「4・5月のオンライン授業の振り返り」を行いました。
「生徒の主体性を育むために、あえて現場での指示を少し遅らせる(生徒が動き出すのを待つ)」
「協働性を発揮するために、みんなで取り組むPBLなどを入れたい」
など授業をより良くするアイディアに溢れ、今後も授業改善されていく風土を感じた次第です。
なお横山先生の取り組みについては以下の記事を参考になさってください。
さて、6月23日(日)10‐14時は高校生カフェ『そらら』が実施されました。有志十数名による自主的なカフェ運営ですが、メニュー開発・調理・接客・経理など全て生徒たちで担当しており、毎回頭が下がる思いです。
今回は63人のお客様を迎え入れたとのこと。僅か4時間の開店時間にしては上出来な集客と思います。毎回、参加される固定客もいらっしゃいますし、行列を見てお帰りになられる方もいらっしゃる(申し訳ございません)など、人気カフェとなりつつあります。
お客様は食事を楽しむだけでなく、生徒とのコミュニケーションも楽しんでおられることが見て取れ、当初の目的であった「地域の活性化」に一役買っている存在になってきました。今後も不定期に開催されますので、ぜひ機会があればお越しくださいませ。
1年次の生徒たちも6月となると、入学当初の浮足立った雰囲気から徐々に落ち着いてきたように感じます。先輩たちとともに「地域を創る」ことに頑張って欲しいと思います。