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R6.5月の出来事(空高だより)

新年度が4月にはじまり、GW明けて落ち着いた5月…というわけにはいかず、行事・販売会や課外学習などたくさんのイベントがあった5月でした。

放課後の「越境学習」一覧。たくさんの外部講師が登壇してくださいました。

連日のように外部講師がいらして放課後の学びを充実してくださいました。
離島の病院に勤務経験があり著名な白石先生は、東藻琴診療所の山木先生とワークショップを開催してくださり「地域医療の課題・未来」について生徒たちと交流しました。将来看護・医療系を考えている生徒が積極的に参加しており、「技術進化とともに医療はどう変わるのか」などの議論を深めていたことが印象に残っています。

ワークショップの様子
記念写真

産業能率大学の教授である藤岡先生には「総合型選抜試験」について講義を頂き、生徒たちは「一般入試」とは異なる大学進学へのアプローチを学びました。今後、学校の「総合的な探究の時間」に、どのように取り組むかの参考になったと思います。進路に直結するお話でしたので、今後の活動に役立てて欲しいと考えています。
なお藤岡教授は本校の教員向けにも研修を行ってくださり、生徒たちの進路を支える本校教員にとっても力強い存在です。

黒い背景と一体化してしまった藤岡教授。生徒たちの眼差しは真剣!

そのほかにも「南極観測隊」のお話や、「海外大学副理事長」のお話を伺うなど多岐にわたっており、今後も生徒たちの興味関心のある分野、あるいは興味関心を広げられるような分野において課外の活動を実施してまいりたいと考えています(とは言え5月は多すぎたので、今後は月1回程度のペースで検討中です)。

さて、今年の春の販売会「大空マルシェ」も盛大に行われました。
快晴に恵まれたくさんのお客様にご来場いただけたことを嬉しく思います。

苗の販売に並ぶ地域の方々

今回は初の取り組みとして「農業を選択している生徒だけ」でなく、「学校全体」で運営をしました。3年次は学校での販売を軸に活動しましたが、2年次は「町の交通安全啓蒙活動」、1年次は「町の美化活動」を実践し、それぞれが地域に対する思いを育んでくれたように思います。
当日は町の至る所に空高生が溢れており、大空高校が地域の学校としての地位や評判を確立しつつあることを感じた次第です。最近は放課後や休日も町中に空高生が歩いており、町の活性化につながっていると感じます。元気な生徒たちが町で活動・活躍する様子は数年前はまだ少なかったのですが、今は高校生たちが町の景観を変えています。


大空マルシェでレジを担当する生徒たち

大空マルシェに全校生徒が参加したことから、「新入生歓迎会」という新たな取組も始まりました。

みんなでジンギスカン

生徒会が主体で「歓迎会」を実現してくれたのですが、販売会・交通安全運動・美化運動など午前中目一杯働いたあとのジンギスカンを美味しそうにみんなで食べておりました(希望者のみ参加)。

途中に「追加のおかず争奪ゲーム」や「アイスゲットチャンス★ビンゴゲーム」など工夫も凝らされ、生徒と教員で楽しい時間を過ごしました。生徒が中心となった準備も大変だったかと想像しますが、充実していたのか、後片付けもテキパキと進み、空高生たちの率先して動く姿に感動しました。

これからの学校は広く開かれていくべきと考えています。今後も「外部講師を招待しての課外学習・越境学習」や「販売会だけでなく地域と交流する機会」を充実させていきたいと考えております。


こども園の園児との交流授業も

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