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令和6年度がスタートしました。

令和6年度は全校生徒113名でスタートしました。
令和5年度末の生徒数は99名でしたが、いよいよ100名を超え「元気で活発な学校になってきたな」という印象です。

入学式・対面式もつつがなく進行しましたが、100名を超える対面式は活気に溢れ、2・3年次生が1年次生をあたたかく迎え入れている様子が見て取れます。
先輩がいくつかのグループに分かれ、それぞれで交流イベントを企画。新入生はそのグループを順次巡る方式が取られ、様々なイベントを楽しんでいます。

様々な企画でもてなす先輩と、楽しむ後輩

また早速ではありますが、空高らしい課外授業が4月実施されました。

1つ目は「越境のススメ」。
タイガーモブ社さんのご協力を得て、「海外で学ぶことの意義」を伝えました。海外への短期留学を視野に入れている生徒で希望者を募ったのですが、20名以上が参加しており、今年度も越境への意欲の高さを感じた次第です。

R5年度、空高生が留学した先にピン留め。9箇所11名が留学。

令和5年度、空高からは11名が9つの国や地域に短期留学し、多くのことを学んできてくれました。またその体験記を『越境図鑑』としてまとめてくれ、学校や地域に「学びを還元」してくれたことも大いに嬉しかったことです(生徒が自発的に図鑑にまとめることを決めました)。

2つ目は「ロッテの新商品を考えるワークショップ」
ロッテ社さまとBYD社さまの協力で放課後、こちらも希望者で実施しました。当初は20名弱の参加者を想定しておりましたが…蓋を開けてみれば、飛び込み参加も含めて30名以上の生徒が「新しいロッテの商品」を考えてくれました。

ロッテ社さまによるオンラインワークショップの様子

1年次にとってはこのような課外授業は初めてであったこともあり、冒頭はおっかなびっくりな様子でしたが、議論が白熱すると活気に溢れ、最後は「自分たちの考えた商品こそ発表に相応しい!」と激論を交わしていたことは頼もしく思います。

活発な意見交換・質疑応答

教室の枠に収まらない課外の学びも、生徒たちの成長には欠かせないことだと考えています。5月にも「総合型選抜対策講座」「南極観測隊の方の話」「キリロム工科大学副理事長のお話」などを企画しています。しかもこれら全て(オンラインでなく)対面形式。また生徒たちの感性が磨かれることを期待しています。

こういった「課外の学習」もまた、1つの「越境」と考えています。
越境学習とは(地理的な移動や自治体間・国境を跨ぐことだけでなく)組織や学校の枠を超えて新しい環境に移動し、知識・ノウハウを学ぶ活動のこと。 例えば、所属する企業や団体を一時的に離脱して、今までに経験したことがない環境に身を置くことになり、新たな知識・経験・コミュニケーションを得られることも越境学習です。生徒にとっては既存の学校という枠組みだけでは学べない内容を体験・公聴することが越境学習と考えています。

令和6年度、新たな生徒を迎えますます元気になった大空高校をよろしくお願いします。

お弁当を待つ寮生の数も多い!

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